私たちの幸せな時間/ソン・ヘソン監督 | ||
| 刑務所内の面会を通して、死刑囚の男性と母親と蟠りを持つ元歌手の女性が交流する物語。えっと、テーマは赦しですよね。赦すことで赦される…、うーん、難しい。主役二人とも曰くある経歴で、立場だけでは語れない生い立ちであったりするんだけど、でもどう考えても死刑囚に同情的過ぎる部分があって少し気になる。フィクションだと強調していても刑務所内の出来事としては自由度が高いかな…。ま、それは製作者にとっては瑣末なことなのだろうけど。にしても、カン・ドンウォンのユンスとしての抑えた演技は嫌いではない…ですよ。 ★★★★★☆☆☆☆☆
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ワールド・トレード・センター/オリバー・ストーン監督 | ||
| 米国同時多発テロ事件を、ビル崩壊後に救出された二人の警察官を中心にして描いた話。うーん、同事件自体は非常に重く受け止めるべき出来事だとは思うんだけど、この映画はないよなぁ…。何だろう、言いたいコトが全然分からない。この映画はあのテロ事件を本当に本当に極小のピンポイントでしか描いていないような気がして、ある意味でとても救いがない。…というか、余りに一面的過ぎて興醒めしてしまうんだろうね。 ★★★★☆☆☆☆☆☆
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ワンダフルライフ/是枝裕和監督 | ||
| 静かで穏やかな映画だなぁ…。静か過ぎて少し眠くなってしまったよ。一番良い思い出を天国へ持っていく為に滞在する施設での一週間を描いた映画。ファンタジーだけどドキュメンタリ的でもあるって面白い。あと主演のARATAも良い雰囲気を出しているね。 ★★★★★★☆☆☆☆
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わたしたちの教科書/河毛俊作演出 | ||
| 前半は設定を提示する為の準備段階という気がしてやや退屈感があったけど、後半、法廷闘争が始まって以降は仲々面白かったと思う。虐め問題を扱っているドラマだけど、虐めの根絶を結果にしていない所(勿論根本で否定しているけど)が現実的。 出演者では演技力のある志田未来(藍沢明日香)と菅野美穂(積木珠子)が良いのは言うまでもないかね。本当に流石な二人。で、私としての注目所はやっぱり『カナリア』以降気になっている谷村美月(仁科朋美)。飛び抜けて上手い芝居を見せる訳じゃないけど、何となく目が行ってしまう。興味深いという意味で面白い女優。映画『魍魎の匣』にも出演するようだし、今後更に注目してみよう。あと面白いと言えば、冨浦智嗣(兼良陸)も面白そうな役者。 ★★★★★★☆☆☆☆ 公式サイト http://www.fujitv.co.jp/kyoukasho/index.html
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笑う大天使/小田一生監督 | ||
| 私が原作の大ファンだというコトを差し引いても、これはちょっと厳しい。チープ感漂うCG(狙ったの?)、機能性の著しく低い制服(寒そうで胸元アヤシイ)、CGになってしまったダミアン、不必要に長いアクションシーン(身体カタそう)、お嬢様には見えない一部の出演者…等々。映画化で原作と別物になるコトは当然覚悟しているけれど、原作に沿いつつも良さを潰してしまう設定・演出は本当に勿体ないと思う(←この映画の全部が全部悪いというワケではないけど)。ここら辺の話は語り出すと切りがないので止めますが…。 主演の上野樹里は相変わらず素晴らしい感性で上野流の史緒を作っていた。平愛梨も原作に近い雰囲気の柚子像(見た目)。他には…私が勝手に注目している谷村美月と、オスカー候補で今話題の菊池凛子の出演が注目所…なんだけど、二人ともあんなチョイ役じゃ才能の片鱗すら見えませんでした。残念。 ★★★★☆☆☆☆☆☆
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笑の大学/星護監督 | ||
妙な期待があったせいかやや肩透かし。基本的に二人芝居なので役者の力量が問われる。稲垣吾郎は生真面目さは出てるが、明らかに滑舌が悪く喜劇作家という役柄を含めて脚本に追い付けていない感がある。役所広司は悪くはないけど、あの役に合っているか?というと微妙な所。そんな事を考えてしまうと、オリジナルの西村雅彦&近藤芳正の舞台版を観たくなってしまう(←想像するだけで面白そうだからなぁ…)。また脚本は三谷幸喜らしさが詰まった喜劇で流石だと思う。
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