オール・ザ・キングスメン/スティーヴン・ザイリアン監督 | ||
| 役人から州知事にまで成った男と上流階級の出身で新聞記者の男、微妙な距離感を持つ二人の男の物語。うーん、物語としては少し散漫な気がしてしまった。クレジット順にいけば、主役は州知事ウィリーのはずなのに、新聞記者ジャックの比重が重くなっているので、はて、軸はどっちなのかな?と少し戸惑ってしまう。…にしても、ショーン・ペンの悪人面と悪役っぷりはハマリ過ぎてるなぁ…。 ★★★★★☆☆☆☆☆
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スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ/三池崇史監督 | ||
| 宝物が眠るとされる村に集った源氏と平家が対立する中、一人のガンマンが現れて…という話。いやー、何の為に全編下手糞な英語で台詞を喋ってるのかしら(・ω・)? 要素としては面白くなりそうな雰囲気もありそうなのだけど、それが全く上手く昇華されていない感がアリアリ。出演者なんて三谷映画並みに豪華なのにね。その中で良かったのは英語をそれなりにモノにしている桃井かおりかな…。やはり言語というのは大切な要素だと思う。あぁ…、勿体無いといえば非常に勿体ない映画だ。 ★★★★★☆☆☆☆☆
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アーサーとミニモイの不思議な国/リュック・ベッソン監督 | ||
| 借金の為に住む家から立ち退かなければならなくなった少年と祖母、少年は行方不明の祖父の話に従って宝探しの旅に出るが…という話。へー、これってリュック・ベッソンなんだぁ…。うーん、特に感想ないなぁ…。物語としては冒険ファンタジーなんだけど可もなく不可もなく。そして、CGになったキャラクタはどうしてあんなに可愛げがないのかね。子ども向けなんだからもう少し愛らしく造形すればいいのに…と思ってしまう。まぁあれを可愛いと思う人もいるのかな(・ω・)? ★★★★★☆☆☆☆☆
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ザ・シューター 極大射程/アントワーン・フークア監督 | ||
| 凄腕スナイパーの元軍人が捜査協力を依頼されたが、それは実は巧妙な罠で…という物語。自分を陥れようとする強大な力に、己の腕一つで立ち向かおうとする男性…ってのはモチロン格好良く映るよね。彼がどこまで返り討ちを食らわせられるか…という所が見所なんだけど、実はそれよりも、何故か助太刀をすることになるマイケル・ペーニャ演じる新米警官ニックが味があって好きだな…と思いながら観てましたよ。頼りないクセしてやるときはやるんだね。 ★★★★★☆☆☆☆☆
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リーピング/スティーヴン・ホプキンス監督 | ||
| 超常現象を解明している学者がある村に赴き、災いの原因とされる少女に接触し…という物語。昆虫だ、昆虫。昆虫嫌いの人は絶対ダメだねぇ…。飛蝗のような虫が画面全体を覆うあのシーンはやっぱり衝撃的。つーか私は直視できません。ま、それは抜きにしても、ホラーなのかサスペンスなのか何なのかよく分からない割には、ヒラリー・スワンクが終始男前だったので楽しかったよ。物語的にも綺麗にオチが付いていて、おー、ホラーサスペンスはこうでなくては(・∀・)!とやや嬉しくなってしまった。 ★★★★★☆☆☆☆☆
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あなたになら言える秘密のこと/イザベル・コイシェ監督 | ||
| 他人と交流を持たない寡黙な女性ハンナ、望まない休暇中に偶然から海上に浮かぶ油田掘削所で看護師として働くことになり…という物語。うーん、これは良い映画だ。でも彼女の持っている「秘密」が本当に深くて辛くてやりきれなくて、観客である私でさえ悲しくなってしまう。忘れるってことは酷いことだけど、忘れることで救われることがあるんだよね…と相反する状態を思ってしまう。ハンナがジョセフと出会えて本当に良かった…と心底思える物語。そして、主演のサラ・ポーリー(ハンナ役)とティム・ロビンス(ジョセフ役)は全く素晴らしい役者だね。 ★★★★★★★☆☆☆
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サンキュー・スモーキング/ジェイソン・ライトマン監督 | ||
| 煙草研究機関の広報を勤める男性が子どもや仕事に向き合って出した結論は…というような話。うーん、嫌煙ブームとさえ思える昨今の風潮の中で、「サンキュー・スモーキング」というぐらいだから、どれだけ煙草を擁護するのかと思いきや…やや肩透かし気味。フィクションである映画の中でだったら、幾らでも盛大に煙草を擁護する弁舌を披露して欲しかったなぁ…。だって結局息子の存在があの結論を導き出したというのなら、在り来たり過ぎだ…。もう一捻り、いや二捻り三捻りぐらい欲しかったなぁ…。 ★★★★☆☆☆☆☆☆
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トム・ヤム・クン!/プラッチャヤー・ピンゲーオ監督 | ||
| 幼少の頃から一緒に育った象を奪われた青年が、マフィア相手に象を取り戻そうと孤軍奮闘する物語。いやー、タイ映画のガチンコアクションは本当にスゴイなぁ…ヽ( ´ー`)ノ。1.3倍速鑑賞がデフォルトな私だけど、こういうアクションだと当然の如く通常スピードに戻してしまうね。カーム役のトニー・ジャーが素敵過ぎ。それとあの象たちはどうやって演技を付けたんだろうね…。ちゃんと街路を走ったりしているのがスゴイ。当然CGじゃないだろうしなぁ…。 ★★★★★★☆☆☆☆
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TAXi4/ジェラール・クラヴジック監督 | ||
| スピード狂のタクシー運転手と間抜けな刑事のコンビが凶悪犯を追う話。あれー、カーアクション全然ないんですねーΣ(゚д゚lll)…と、やや不貞腐れたような気分になってしまう本作品。いつ爆走が始まるのかと待っていたのに、アッという間にエンディングに来てしまったよ。コンパクトな映画は嫌いじゃないのだけれど、ココまで何もないと更にガッカリ度倍増かも…。 ★★★★☆☆☆☆☆☆
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活きる/チャン・イーモウ監督 | ||
| 1940年代からの中華人民共和国、博打好きが高じて全財産を失った男とその家族の日常を追った物語。悲劇的なコトは山ほど起きるのだけれど、それほど悲壮的に感じないのは何でだろうね。邦題の「活きる」の通り、まぁ、何があっても庶民達は「生きる」しかないからなのかなぁ…。それと主役のフークイ(グォ・ヨウ)がどうにも憎めない男なのだよね。賭博で身を崩すってどんな阿呆だよ!?と思うのだけど、その後は改心して淡々と生きているし。それと文化大革命の時代を扱っているのに、政治性が殆どないってのも観易さの一つなんだろうね。 ★★★★★★☆☆☆☆
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女帝 エンペラー/フォン・シャオガン監督 | ||
| 王位を簒奪した新王、前王と新王の妃となった女性、そして皇太子…が織り成す愛憎劇。えっと、物語としてはどーでもいいよね。簒奪→復讐→暗殺…そして…という感じだし。私の中での見所は、不必要なまでに豪奢な美術セットの数々かなぁ…。いや、なんかモノ凄く金を掛けた舞台装置を見ているかのようだった。あと王太子の舞踊も当たり前だけど舞台的だよね。映像的に綺麗は綺麗なんだけど、やはり心に残るものではないのかな…(・ω・)? それと主演のチャン・ツィイーは想像以上に地味な印象だったデス…。 ★★★★★☆☆☆☆☆
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ハンニバル/リドリー・スコット監督 | ||
| 逃亡を果たした猟奇殺人犯ハンニバル・レクター博士、彼に心を奪われた者たちが延々と博士を追う話。いやぁ…、みんなハンニバル・レクターが大好きなのね。確かにレクターは犯罪者なのに魅力的だけど。もう少し落ち着いてみたら、更に面白かったかも知れないな…とやや後悔中。ま、機会があったら、何れって感じかな。 ★★★★★★☆☆☆☆
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ボウリング・フォー・コロンバイン/マイケル・ムーア監督 | ||
| 1999年にアメリカで起きた少年による銃乱射事件を起点に、アメリカに於ける銃を取り巻く環境や意識を追ったドキュメンタリ番組。へぇー、アメリカよりカナダの方が銃社会だという事を初めて知った。なのにアメリカでの銃犯罪は他国に比べて桁違いなんだね。銃規制云々の前に、何故それほどの銃器がアメリカに浸透しているのか?様々な利権や政治力が働いているからでは?…と、この映画は考えを向けていた。ま、それは充分有り得る事かも知れないね。 ★★★★★☆☆☆☆☆
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魂萌え!/阪本順治監督 | ||
| 専業主婦が「夫の急死」と「夫の愛人」…というキーワードで徐々に変わっていく様子を描いた物語。えーっとね、一つのドラマとしてはよく出来ている作品だと思う。役者も演出もとても丁寧だという印象で、悪い所はそんなに浮かばない。…但し、話の主題に全く感心がない身としては2時間を越える上演時間はややツライなぁ…。しかも原作読んでるから先を知ってるし…。そういう意味では鑑賞のタイミングが悪かったかな…という残念さ。 ★★★★☆☆☆☆☆☆
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変身/佐野智樹監督 | ||
| あれー、「変身」ってこんな安っぽいメロドラマみたいな内容だったけ(・ω・)? ある事故の後に病院で目を覚ました青年が今迄の自分の人格や生活に矛盾や戸惑いを感じ始め…という所から始まる物語。原作と比較することは余り意味がないけれど、恋人との関係性だけでなく、もう少し主人公の変化が話の軸になっていたような気がするけどね(アルジャーノン的な感じで)。はて、私の記憶違いかな。なので、原作とは印象が全く違う内容になっていて、ラストシーンも全く以って意味不明。何だろうね、あれって。 ★★★☆☆☆☆☆☆☆
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西遊記/澤田鎌作監督 | ||
| 天竺を目指して旅を続ける三蔵法師達、金角・銀角という妖怪に襲われた村を助ける為に…という話。いやぁ、見事な程に捻りの欠片もない話だね。しかも台詞量も極端に少ないなぁ…。子ども向けだからいいと思ってるのかな…、いや、そんな安直な考えではないはずだよね。ある程度の役者を揃えてある程度お金を掛けているはずなのに、この安っぽさは何なんだろう。この程度なら二時間SPドラマでも充分だと思うのだけど。何の為に「映画」を作ってるんだろうね。 ★★★★☆☆☆☆☆☆
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ユージュアル・サスペクツ/ブライアン・シンガー監督 | ||
| 銃器強奪事件の容疑者として集められた五人の男達、彼らは「カイザー・ソゼ」という人物と因縁があり新たな犯罪依頼を受けたが…という話。うーん、ダメだ、もう一回観ないと頭が整理できん。そりゃ最後のオチは分かったが…、それに至る過程が全く理解できてない気がする。まぁでもラストーシーンのヤツは大変格好良いなぁ…。一方向から見れば、完全犯罪って美しいんじゃないかって思えてくる。 ★★★★★☆☆☆☆☆
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恋しくて/中江裕司監督 | ||
| へぇ…、BEGINがモデルだったのか…。石垣島に住む少年達が、一人の少女の存在をきっかけにバンドを組んで活躍するまでの物語…でいいのかな(・ω・)? 恋物語とバンド物語を織り交ぜたりと見所はなくはないんだけど、如何せん内容に寂しさを感じてしまうね。冒頭にも書いたけど、BEGINがモデルだともっと早く気づいていれば、もう少し見方も違ったかも知れないけどね。あ、でも石垣島特有の人々や時間のおおらかさのような空気感は非常によく伝わってきたよ。 ★★★★☆☆☆☆☆☆
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エンパイア・オブ・ザ・ウルフ/クリス・ナオン監督 | ||
| 夫の記憶だけを失った女性と連続猟奇殺人事件を追う二人刑事、夫々の事件が交錯する物語。途中までは面白そうなのになぁ…と少し残念。組織がどうのこうのとなった時点で、サスペンス色が色褪せていってしまったのが、私の中でのマイナスポイント。いや、この映画はサスペンスじゃないよ!と言われればそれまでだが。ジャン・レノは一癖も二癖もある捜査員シフェール役で仲々格好良かった。あと映像が部分的に綺麗だったかな。特にアンナ(アーリー・ジョヴァー)のシャワーシーンの雫の動きは秀逸だ。 ★★★★★☆☆☆☆☆
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ミラーマスク/デイヴ・マッキーン監督 | ||
| スゴイな…、驚愕の世界観。母親に対して反抗心を持つ少女が、夢の世界での冒険を通して心を成長させていく物語。いやぁー、好き嫌いは別にして、大変完成度の高い映像世界だね。ほぼ実写とCGの融合なんだけど、全編のあらゆる美術が洗練されていて圧倒されてしまう。これでもう少し取っ付き易い物語とキャラクタだったら、大好きになってたかも知れないね。そういう意味では惜しい気もするんだけど、この映画はこの映画で完成された世界観だから文句は付けられないなぁ…。奇妙な不思議世界に酔いたい時に観ると正解な作品かも。 ★★★★★★★☆☆☆
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